一般消費者64名が出席、山口もえさんゲストに ―― 2年ぶり『冷食の日』イベント・日本冷凍食品協会
左から三國シェフ、山口さん、大櫛会長
（一社）日本冷凍食品協会は18日、東京中央区のロイヤルパークホテルで2年ぶりとなる「冷凍食品の日」PRイベント、「10月18日は『冷凍食品の日』～べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品～」を開催、抽選で当選した一般消費者64名が出席した。ゲストにはタレントの山口もえさん、冷凍食品アンバサダー・三國清三シェフと、日本冷凍食品協会の大櫛顕也会長でトークショーを行った。大櫛会長は、「皆様のひと手間で家庭の食卓を飾り、これからも冷凍食品が身近な食品として活用されていくことを願う」とアピールした。
冒頭挨拶した大櫛会長は、「皆様のひと手間で家庭の食卓を飾り、これからも冷凍食品が身近な食品として活用されていくことを願う」とした。
トークショーでは3人のお子さんを持つ山口さんが、毎日弁当を作っていることや冷凍食品もよく使うなどを弁当の写真を交えて紹介。山口さんが冷凍食品に対する疑問を三國さん、大櫛会長が応え、また分かり易く冷凍食品のメリット、などを説明した。
トークショーを通じ、山口さんは「冷凍食品は栄養価が維持できること、冷凍食品はフードロス削減にもつながると知った、今後も冷凍食品を使っていきたい」とした。
トークショー後、大櫛会長は2年ぶりに開催したPRイベントについて、「昨年はコロナで中止したが、感染状況が減少していることもあり開催できた。今年は101年目、新世紀の冷凍食品をＰＲする活動を軸に展開していく」とした。101年目、新世紀の冷凍食品の方向性については、「フードロス削減の面など地球環境に優しい食品としてアピールしていかなければならない。また健康ニーズについてもパーソナライズが進んでおり、これにいかに細かく対応していけるかが、新しい時代に選ばれる食品となる」とした。
リアルで第50回フェア、〈きほん食材〉一挙公開 ―― 泉平
「基本の朝ごはん」コーナー
泉平（泉周作社長）は16日、兵庫・姫路市のアクリエひめじで第50回目となるフードフェア「“新たな日常”～125年これからも進化します～」を開催し、メーカー63社が出展した。 感染対策の徹底で事前登録を500人がし、当日登録を含めて約1000の来場者を集めた。
会場となったアクリエひめじは、従来の会場の3倍の広さを確保しており来場者からは「この広さなら安心して展示会に来ることができる」との声が聞かれた。
泉平コーナーは、メディカル・学給・産給・JFSAコーナー等を入口付近で展開し、注力するメディカル給食については今年発売した自社ブランド〈きほん食材〉シリーズを、畜肉から魚、凍菜、形態食まで一挙に展示した。
展示会開催に当たり記者会見した泉社長は「競合他社で手に入らない商品はジェフサブランドを中心に扱っており、これに加えてメディカルに特化した規格の自社PBが、自分達の差別化として必要だと考えた。メディカル給食向け食材は、献立決定後に食数調整をしながら発注の確定をする。既存のオンライン受注システムではできない所を当社で実現する」とした。
高知で全国旭友会、メーカートップ多数参集 ―― 旭食品
「第4世代」「第3世代」の新旧三役が登壇
旭食品の有力仕入先で構成される全国旭友会（会長＝西井孝明味の素社長）は19日、高知市のホテル日航高知旭ロイヤルで「第24回全国旭友会総会」を開催、会員・旭食品関係者129名が出席した。約2年半ぶりの開催となった。
竹内孝久社長は今期の目標について、「売上高5060億円、経常利益27億円を計画する」と表明した。
その後、竹内克之、康雄、成雄氏の「第3世代」経営陣3氏と、「第4世代」の孝久社長、紘之副社長、慎副社長との新旧三役披露式を兼ねたパネルディスカッションも行われた。
「今川焼（キャラメルマキアート）」など投入 ―― ニチレイフーズ
甘さとほろ苦さのバランス
ニチレイフーズは11月1日より、家庭用冷凍食品新商品3品を発売する。
「今川焼（キャラメルマキアート）」（5個入）は、人気のキャラメルマキアート味の今川焼。濃厚なクリームはキャラメルの甘さとコーヒーのほろ苦さのバランスにこだわった。
「てりマヨチキン」（6個）は、てりやき味のお弁当用チキンおかず。粒状のマヨソースで食感のアクセントが楽しめ、酸味が肉の風味を引き立てている。
「こだわりのふっくら厚焼玉子」（500ｇ）は、鉄鍋を使った独自の焼成技術で５層に焼き上げた厚揚げ玉子。家庭では再現が難しいふんわり食感と、ほどよいシンプルな味わい。（詳細を本紙に掲載）