冷凍食品新聞社 発行日(週刊・毎週月曜日)購読料1年33,600円(+税)昭和44年6月19日第三種郵便物認可

今週のヘッドライン|2021年6月第4週号

首都圏市販冷食連絡協議会が特別サイトを公開 7月31日までキャンペーン認知向上へ

齊藤会長
齊藤会長
特別サイトトップページ
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 首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協、齊藤藤顕範会長=国分フードクリエイト執行役員首都圏支社長)は、6月1日~7月31日まで開催している消費者キャンペーン「毎日おいしい!冷凍食品キャンペーン」で今回初の試みとなる特別サイト「いろいろ伝えたい冷凍食品!」を公開した。賛助会員メーカーのホームページに掲載するコンテンツから、アレンジレシピと商品紹介で構成しており、キャンペーンの一層の周知を図る。

 同サイトでは、賛助会員メーカー各社のホームページの市販冷食のコンテンツだけを一同に集めたランディングページ。キャンペーン期間限定で公開する。
 「おすすめアレンジレシピ」と「お気に入りが見つかる!冷凍食品」で構成している。「おすすめアレンジレシピ」では、「しょうがギョーザのアレンジレシピ全13件」(味の素冷凍食品)、「めんの種類別レシピ」(シマダヤ)、「冷凍米飯レシピ」(テーブルマーク)など各メーカーの12の商品アレンジレシピ等で構成されている。
 「お気に入りが見つかる!冷凍食品」は、各社の動画ページ、工場見学ページなど26コンテンツを掲載している。
 また、今年度の新たな取組みとして、神奈川新聞社タブロイド紙「JH!P」に消費者キャンペーン広告も掲出しており、キャンペーンの周知を図っている。(詳細を本紙に掲載)

「トミイチ九州」設立、凍菜の製造量1.3倍に ―― エアウォーター

トミイチ九州農産加工施設
トミイチ九州農産加工施設

 エアウォーターグループのトミイチ九州は21日、鹿児島県鹿屋市内に建設を進めていた農産加工施設を稼働し、冷凍野菜などの製造をスタートした。九州地区での野菜加工事業に参入する。同施設は敷地面積8676㎡に新設した鉄骨造2階建て延床面積2199㎡の加工施設。年間の取り扱い数量は冷凍野菜3000t、青果物8000t(2024年見込み)。同施設の稼働でトミイチ(北海道旭川市)とトミイチ九州を合わせた冷凍野菜の生産量は、これまでの約1.3倍の1万2500tとなった。
 トミイチは、原料野菜の仕入れから加工・冷凍・検査・保管までの自社一環体制を整え、全国の食品メーカー、外食チェーンなどに商品を提供している。主に、北海道産の馬鈴薯、カボチャ、大根などの青果物卸売と、それらを加工した冷凍野菜の製造・販売を手掛けている。(詳細を本紙に掲載)

「関東第3工場」建設へ 22年10月に操業予定 ―― イートアンドホールディングス

 イートアンドホールディングスは22日、群馬県板倉町のイートアンドフーズ関東第2工場の隣接地に関東第3工場の建設を行うと発表した。着工は2021年12月、操業開始は22年10月を予定する。
 同社グループでは群馬県邑楽郡板倉町に関東第1工場、同第2工場を稼働している。同工場ではAIやロボット化を積極的に活用し更なる効率化、省人化を実現している。第3工場の建設は、主力商品「大阪王将羽根つき餃子」などの需要増加に対応するための設備増強が目的としている。
 第3工場の延床面積は5539㎡、投資総額は約24億円(建物・設備)、生産能力は月産約595t(操業時)。(詳細を本紙に掲載)

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