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今週のヘッドライン|2021年6月第3週号

生産体制再編を推進―― テーブルマーク・吉岡社長

テーブルマーク・吉岡社長

 テーブルマークの吉岡清史社長はこのほど本紙インタビューに応じ、社長就任に当り取組むべきここと、今期の概況など語った。吉岡社長は就任に当り「前社長が推進してきた基本方針をブレずに発展させることが使命」とし、現在同社が進めている生産体制の再編については「再編をしっかり仕上げることが最大のミッション」とした。商品群については、冷凍麺、お好み焼など4本柱に位置付け、それぞれの強化を示した。今期の概要については「家庭用は堅調、業務用は昨年に比べて回復基調にある」との認識を示した。

 吉岡社長は社長就任について「突然の打診だった。コロナ影響が続いており、就任の1月は2回目の緊急事態宣言発令となるなど、大変な時に社長に就任すると思ったのが率直な感想」としながらも「前社長が推進してこられた『テーブルマークらしさ』を構築するための、基本方針をブレずに発展させていくことが使命であると思っている」とした。
 基本方針について吉岡社長は、「当社では現在、生産体制の再編を進めている。再編で我々の強みであるものを、更に強くする。私に与えられたミッションは生産体制の再編。まずは再編をしっかり仕上げることが一番の命題である。もう一つは再編後の次のステージで何をどうすべきかといった課題を明確化していくことだと理解している」と語った。
 注力商品群については、冷凍麺、パックご飯、お好み焼、ベーカリー・デザートの4本柱を挙げており、それぞれに更なるブラッシュアップなどの強化を図っていく。
 今期第2四半期の状況については、「家庭用については計画比では上回っているが、昨年の特需に比べればそこまでは伸びていないが、19年比で見ると着実に推移しており、決して悪くはない。常温のパックご飯、カップめんも堅調だ。業務用も昨年に比べれば回復基調にある。確かに外食業態向けは苦戦しているが、デリカ、給食関係はそれなりに推移しており、個包装ベーカリーなどで活路を見出している」とした。
 冷凍食品業界の環境については、「家庭用は底堅い動きは続いている。量販冷食売場もSKUが拡大している。CVSでも冷食のSKUを拡充されており、今まで以上に冷食が生活者に近い存在が続いている。一方、業務用は外部環境に左右されているが、コロナも未来永劫続くわけではない。決して手を抜くことなくお客様に商品の価値を伝えていきたい」との認識を示した。(詳細を本紙に掲載)

強みしっかりと伸ばす ―― ケイエス冷凍食品・池内社長

ケイエス冷凍食品・池内社長

 ケイエス冷凍食品の池内良彰社長はこのほど、本紙取材に応え、直近の販売概況、今後の取り組みなどについて概要次の通り述べた。
 当社の直近の販売概況は、家庭用が堅調に推移しており、業務用はコロナ禍の影響を受けてやや苦戦している。家庭用は主力の「鶏つくね串」などの定番品が特によく動いている。業務用は3月初頭に回復基調に入っていたが、緊急事態宣言の再発出などの影響で苦戦した。今期の売上は20年度の当初目標に再度チャレンジする。
 商品については、定番品の強化を継続しながら、「ソイリーボール」「国産鶏肉使用 肉だんご(プレーン)」など、冷凍ミートボールの新たな価値を創造する商品の展開にも積極的に取り組んでいる。「ソイリーボール」は、発売当初の想定を超える反響があり、海外からも引き合いが強まっている。「肉だんご(プレーン)」は、幅広いメニューの素材として使用できる、冷凍肉だんごの新たな利用法を切り拓く商品だ。冷凍野菜のように冷凍庫にストックして日々の調理に活用するという利用法を生活者に根付かせることで、冷凍肉団子市場全体を拡大できると考えている。
 今後の取組については老健、学校給食、CVSなど、深堀りが可能なチャネルがあるので、提案を強化したい。また、OEMの新規委託先委託先を開拓し、泉佐野工場の省人化の投資も進める。管理、商品開発、マーケティングの手法など、変えるべきところは変え、強みはしっかりと伸ばすことに取り組みながら、持続的な成長を実現したい。(詳細を本紙に掲載)

新会長に中島正二氏 ―― 全国給食事業協同組合連合会

全国給食事業協同組合連合会

 全国給食事業協同組合連合会は6月11日、東京・神田の組合会議室で「第43回通常総会」を開いた。任期満了に伴う役員改選では、第8代会長に中島正二理事を選任した。
 前期の共同事業の斡旋額は4億8394万円(前年比13.1%減)。新商品として、ロッテ「とけにくいアイス」、トリトンフーズ「海藻サラダ」、ホクト「きのこミックス」等の取り扱いをスタートした。水産庁より受けている水産枠の活用では、取扱10社、手数料1929万円(同2.5%減)となり、いずれも新型コロナによる学校休業・給食停止の影響を受けたものの、継続的な事業の活性化に努めた。
 加えて、会員社1企業では取り組みづらい課題への対応として給食関連三団体協議会への参画も積極的に行った。(詳細を本紙に掲載)

 【全給協新役員体制】▽会長 中島正二▽副会長 富永哲生、住山勝也、箱石寛之▽専務理事 原田哲郎▽理事 平井昌一、大村規晃、西村幹雄、中込武文▽理事相談役 秋元直人▽監事 横田真太郎、池田孝二

消費者向けPR冊子 冷凍食品NEWS 2021春夏版 店頭フェア等で配布

2021春夏版 店頭フェア等で配布

 冷凍食品新聞社ではこのほどお弁当、行楽シーズンと冷凍食品の需要の高まる季節に向けて、一般消費者向け冷凍食品PR冊子「冷凍食品―おいしく・たのしく・かんたん・べんり」2021年春夏号(B5判1/2サイズ、20頁フルカラー)を発刊いたしました。
 今号も前年に引き続き、巻頭特集として「絶品アレンジメニュー&夏のイチオシ」をテーマに人気の冷凍食品を紹介。簡単なアレンジで、お弁当やランチ、そしておかずの一品に、幅広く使用できるメニューを提案しています。また、暑い夏に向けたビールにあうメニューや麺メニューも充実しました。
 スペシャルレポート「冷凍食品、おいしさのヒミツ」では、メーカー各社の一押し商品を、おすすめポイントの一言PRとともに紹介。
 各メーカー商品の機能や情報を紹介する他、注目の春夏新商品など冷凍食品の情報満載の1冊となっております。
 店頭での冷凍食品の認知拡大、また各地で企画される一般消費者向けイベント、フェアの支援ツールとしてご活用いただいております。

三井食品、新しい日常への対応提案 ―― フードショー2021

コロナ禍の中で万全の体制構え実施
コロナ禍の中で万全の体制構え実施
冷食は冷凍ピザなど提案
冷食は冷凍ピザなど提案

 三井食品は16、17日の2日間、横浜市のパシフィコ横浜で「三井食品フードショー2021」を開催した。テーマは「発見!新しい日常と食のチカラ」。コロナによりこれまでの生活が大きく変化、新しい日常から生まれた食のちょっとした工夫や新しい発見を紹介、新たな気づきや体験を通じて、気持ちが明るくなる健康で心豊かなライフスタイルを提案した。来場者は小売業、卸売業、フードサービス業など2300人。出展社数は381社。
 冷凍食品関係では、「冷凍食品のチカラー厳選!こだわり冷食・簡便おつまみと冷凍スイーツの提案」をテーマに冷凍ピザ・パン、冷凍水産品、冷凍ケーキなどの一押し商品を提案。在宅勤務の増加により、家庭での飲食機会が増加し、簡便なおかず、おつまみやデザートへの需要が伸長していることを捉えた商品提案を行った。冷凍ピザ・パンでは、デルソーレの「カリフラワーピザクラスト」、リトアニアの「バター入りハーブバゲット」などを紹介。水産品では、けんこう村の「いわし生姜焼き」など解凍するだけのおつまみ・煮魚など。スイーツでは、帝国ホテルキッチンの「アールグレイとりんごのケーキ」「パンケーキ」や「半熟エダムフロマージュ」(みれい菓)、「福岡県あまおう苺入カタラーナ」(西通りプリン)など地方発の冷凍スイーツも提案した。(詳細を本紙に掲載)

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