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今週のヘッドライン|2021年2月第4週号

冷食専門店をオープン ―― テクニカン

500品の商品はすべて「凍眠」で凍結
500品の商品はすべて「凍眠」で凍結
「凍眠」を紹介する山田社長
「凍眠」を紹介する山田社長

 凍結機器の製造・販売を行うテクニカン(神奈川県横浜市、山田義夫代表取締役)は5日、神奈川県横浜市都筑区に冷凍食品専門店「TOMIN FROZEN(トーミン・フローズン)」をオープンした。同店舗は同社開発の液体急速凍結機「凍眠」で凍結された商品だけを取り扱っており、産地でしか食べられない食材はじめ、管理栄養士が監修した健康志向の惣菜など200種500品目を品揃え。同社が伊藤忠食品と共同で立ち上げた冷凍食品ブランド「凍眠市場」70品目も販売する。

 「凍眠」は冷気にさらす凍結ではなく、零下まで冷やしたアルコール液の中に製品を入れ凍結させる独自のリキッドフリーザー方式を採用することで、凍結時間の短縮と氷結晶の極小化を実現した。
 山田社長は「結晶を育てず小さなクリーム状態のうちに凍らせてしまうことで、食品の細胞を破らず凍結できる。そのため何回凍結解凍を繰り返してもドリップはでない。店舗に並べている商品はすべて冷凍前の状態に戻る。廃棄ロスもなく、冷凍食品の今後に大きくかかわる技術だと考えている」と語る。
 店舗は商品を温めて食べられるイートインカフェコーナーから始まり、「凍眠市場」をはじめとしたメインアイテムが並ぶスペース、さらにその奥にはスイーツ類を中心に展開するスペースで構成される。
 オープンから4日後の取材では試験販売を行った「獺祭純米大吟醸45寒造早漕急速冷凍酒」や「キンパ」(韓国風野海苔巻き)が早くも完売。「牛もつ鍋」なども好評であり、イタリアンの名店エリオ・ロカンダはじめ本格レストランの味を再現した商品が注目を集めた。「来店するお客様は半信半疑。お客様が「すごいね」と凍眠の技術を知ってもらってからがスタート。オープン初日は来店人数の割には売上は上がらなかったが、3日目になって売上はぐんと上がった。着実にリピーターが付いている」(山田社長)。
 また、同店舗が立地する都筑区内にテクニカン本社があることから、アンテナショップ的な役割も期待される。店舗入り口には小型の凍眠ミニが設置されており、凍結の様子を見ることができる。
 今後は冷凍専用の自動販売機を設置予定。またデリバリーにも対応していく。出店について山田社長は「1号店の様子を見た上で、街中スタイル、駐車場のあるコンビニスタイル、そしてエキナカスタイルと広げていきたい」としている。(詳細を本誌に掲載)

スーパーマーケットトレードショー2021、感染対策徹底し開催

1308社・団体が出展
1308社・団体が出展

 (一社)全国スーパーマーケット協会は17日~19日の3日間、千葉県千葉市の幕張メッセで「スーパーマーケットトレードショー2021」「デリカテッセントレードショー2021」を開催した。1308社・団体(2261小間)が出展した。
 55回目開催となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、来場者を絞り、非接触型の検温やアルコール消毒を行うなど、徹底した感染対策の下で開催した。メインテーマは昨年に引き続き「創ニッポン」。
 関係者とメディアのみで開催した開会式で挨拶した横山清会長は「スーパーマーケットは食品の提供を通じて生活者のライフラインとなる“命の防衛隊”でもある。我々にできる限りの感染防止策を行った上で、会を成功させ、業界の発展に寄与したい」とした。(詳細を本誌に掲載)

トレイ入りフォー投入 ―― 日清フーズ・新商品

水を入れてレンジ調理
水を入れてレンジ調理

 日清フーズは3月1日より、2021年春の家庭用冷凍食品として新製品11品、リニューアル品2品の計13品を発売する。販売目標は60億円。
 今春も「簡単・便利」「本格」「健康」を軸に、家庭内調理を楽しく簡単にする“スマート・イエナカ食”をテーマとしてニューノーマル下の食のニーズに応える商品を投入する。
 「Smart Table」ブランドから新たに提案するのは〈ル・ベトナミーズ〉シリーズ。人気のベトナム料理の中から、認知度、高感度ともに高く、様々なバリエーションのあるフォーを発売する。「野菜と魚介のフォー」(108g)、「蒸し鶏とトマト果肉のフォー」(同)の2品。トレイ入りなので水を入れてレンジで温めるだけで、自宅で手軽に味わえる。想定売価は300円前後。
 主力の「マ・マーTHEPASTA」には新テイスト「あさりとわかめの和風白だし」(280g)を投入。さぱりとした味わいが好まれる夏場に向けて和風テイストを提案していく。
 今春は「マ・マー大盛りスパゲティ」を一新。デザインを店頭で目立つパッケージとした。背景色を黒に統一することで、中身のボリューム感を強調。「大盛り」の文字を縦型に配置することで、従来品以上に目立つように表現した。
 弁当にぴったりな「マ・マー 2種のパスタ」には「ナポリタン&焼きそば風」(140g)を新たに投入。また「ナポリタン&たらこ」もパッケージデザインを刷新し、冷凍食品売場で映える色にした。
 「マ・マー“カラダに、おいしいこと。”」シリーズの「濃厚チーズクリーム」(180g)、「完熟トマトソース」(200g)はパッケージに従来の機能性表示「おなかの調子を整える」に加えて、「食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇を抑制する」を追加した。

新会長に五反田副会長、大河原氏は名誉会長に ―― ピザ協議会

大河原氏
大河原氏
五反田氏
五反田氏

 ピザ協議会は18日にオンライン上で開催した総会で、新会長に五反田光副会長(日本ハム加工事業本部商品統括事業部デリ商品部部長)が就任し、副会長に遠藤敏之理事(トレビ取締役)が就く役員人事を決議した。
 任期は1年。大河原愛子会長は、名誉会長に就任した。また、新任理事に横山恵司デルソーレ取締役執行役員常務食品事業本部COOが就任した。(詳細を本誌に掲載)

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