初の「レシピコンテスト」、グランプリ等を発表 ―― (一社)日本冷凍食品協会
試食審査する大櫛会長(右)と三國シェフ
一般部門グランプリ「ブルーベリーバスクチーズタルト風」
ジュニア部門グランプリ「秋♥天にものぼるスイートポテトパイ」
(一社)日本冷凍食品協会(大櫛顕也会長)は、冷凍食品100周年を記念して「冷凍食品100周年~10月18日は冷凍食品の日~冷凍食品レシピコンテスト」を初開催、18日に一般部門、ジュニア部門の各グランプリなどを発表した。大櫛会長は、「一般の方・お子さんがいろいろ考えてやっていることを想像しただけで、業界に携わる者として嬉しく思う」とし、審査委員長の三國清三シェフは、「回を重ねると冷凍食品の新しいあり方が出てくる」とした。コンテストを通じて、身近にある冷凍食品の魅力を訴求した。
レシピコンテストは、一般部門、ジュニア部門(中学生以下)の2部門で行われ、1次、2次審査を経て、グランプリ各部門1名、準グランプリ各部門4名を選ぶもの。審査ポイントは、①創造性②簡便性③おいしさ④見栄えの4点。グランプリは商品券10万円分、準グランプリは商品券1万円分を贈呈する。応募総数は152作品(一般128品。ジュニア24品)。
最終の2次審査は9月30日に都内のキッチンスタジオで行われ、審査委員長の三國清三シェフと副審査委員長の大櫛会長が1次審査を通過した各部門5メニューを試食して決定した。
審査の結果、グランプリに選ばれたのは、一般部門では栢森真希さん「ブルーベリーバスクチーズタルト風」(使用商品=ニチレイフーズ「今川焼(クリームチーズ」、マルハニチロ「冷凍ブルーベリー)、ジュニア部門では、「秋♥天にものぼる スイートポテトパイ」(ニチレイフーズ「バター香るスイートポテト」、日本製粉「オーマイパイシート」)となった。2部門とも三國、大櫛両氏の意見が一致。
全体講評として、大櫛会長は、「冷凍食品のアレンジレシピはいろいろな方がやられているが、一般の方・お子さんがいろいろ考えてやっていることを想像しただけで、業界に携わる者として嬉しく思う。自分で考えながら、家族のことを考えながらもう一度仕立て直す、できたものを一回崩す、また逆もあるが、そういう発想がとても良いと思う。食で人と人を繋ぐこと、子どもにとっては食育にもなるし、とても考えさせられることが多く、勉強になった」とした。
三國シェフは、「コンテストは今回が第1回目ということだが、グランプリを取る人がいて、2回目はそれを目指す人がいてと、長く続けていくと、もっともっと回っていく。冷凍食品の新しいあり方が出てくるのでは」とした。
ライフ岩崎社長、過去最大の改装投資 ―― ライフコーポレーション
ライフコーポレーションの岩崎高治社長は9日、都内で開催された決算会見席上、上期概況および、下期注力する大型改装、ネットスーパー事業、健康訴求型店舗「ビオラル」の展開などについて次の通り語った。
上期の振り返りでは「コロナ対応でほとんど費やされた。下期も引き続き守りをしっかりとやっていく。「守ること」「攻めること」「変えていくこと」の3つを分けて対応する」とした。
下期の具体的な取り組みについては首都圏、近畿圏で1億円以上の大型投資を約20店舗で実施、ミニ改装も含め、半期で40億ほど、過去最大の改装投資を予定しているとした。
またネットスーパー事業については「コロナで明らかにゲームチェンジが起きた。3-4月ニーズに応えきれなかったが、上期合計で140%、7、8月は150%を超えている。下期は10店舗ほどネットスーパー対応店舗を増やす。また、9月よりアマゾンと提携サービスを開始したが、来期は100億円を目指す」とした。また健康訴求業態「ビオラル」の展開を拡大。「お客様の健康感度高まっている。下期中に首都圏1号店を出店し、ビオラル店舗の展開拡大を図る他、既存店にビオラルコーナーを導入することで差別化、PB<ライフナチュラル>を<ビオラル>にリニューアルし、50アイテム加えていく」とした。
MD面については冷食やチルド麺、パスタ、粉もの類が伸長している一方で、惣菜が落ち込んでいることに触れ「惣菜は非常に厳しい。外食減らし家庭内調理をしたい方が増えており、一定数は今後もこれは変わらない。それに対応したMDは必要だ。もう一度、ここのニーズを見極め、今まで外食で食べていた“ちょっといいもの”などを切り口にレベルアップを図り、惣菜の数字を上げていきたい」とした。
ネットで「ギョーザステーション」 ―― 味の素冷凍食品
軽快なトーク
味の素冷凍食品は9日~11日までオンラインイベント「ギョーザステーション インターネット店」を開催した。
イベント初日となる9日は、1日店長にかまいたちさんを迎え、「金曜日だ!定時に集合! ギョーザとかまいたちな夜」というテーマで、かまいたちさんによる軽快なトークとともに「ギョーザ」を囲んで大いに盛り上がった。(写真)
同イベントは事前に応募した 参加者1000人と1日店長がZoomでつながり、みんなで一緒に「ギョーザ」を焼いて食べる“楽しさ”、“盛り上がり”を体感いただくオンラインイベント。
3日間ともにYouTubeのLIVE配信にて視聴できる。
10日は、1日店長にHIKAKINさん&Masuoさんを迎え「HIKAKINとMasuoのサタデーナイトギョーザ」、11日は、1日店長にトリンドル玲奈さん&トリンドル瑠奈さんを迎え「トリンドル姉妹のギョーザでおしゃべりな日曜日」を行った。
従業員オススメ総選挙 ―― テーブルマーク
テーブルマークは14日、10月18日『冷凍食品の日』に向け、同社初となる従業員が選ぶ「テーブルマーク家庭用冷凍食品総選挙」を実施し、結果を発表した。
「従業員が自信をもってオススメ!家庭用冷凍食品ランキング」では、1位は「丹念仕込み本場さぬきうどん3食」、2位は「ごっつ旨いお好み焼」、3位は「さぬきうどん5食・3食」、4位は「ごっつ旨い大粒たこ焼」、5位は「讃岐麺一番肉うどん」。
「もっと多くの方に知ってほしい!商品ランキング」は、1位「あさりごはん」、2位「丹念仕込み本場さぬきうどん3食」、3位「焼めし600g」、同率3位「かぼちゃほうとう」。
「従業員が自信をもってオススメ!家庭用冷凍食品ランキング」6位以下は次の通り。▽6位「ごっつ旨いお好み焼ぶた玉」▽7位 「あさりごはん」▽8位「稲庭風うどん5食・3食」▽9位「国産小麦さぬきうどん5食・3食」▽9位(同率)「焼めし600g」。
「もっと多くの方に知ってほしい!商品ランキング」の5位以下は、▽5位「ライスバーガー焼肉▽6位「お皿がいらない汁なし担々麺」▽7位「ごっつ旨いねぎ焼」▽8位(同率)「CoCo壱番屋監修カレーうど ん」▽8位(同率)「和のごはんふっくら赤飯」▽10位(同率)「ごっつ旨い大粒たこ焼」▽10位(同率)「お皿がいらないジャージャー麺」。