レシピコンテスト開催 ―― 冷食協
各部門グランプリ1名に10万円、
準グランプリ各4名に1万円の商品券
(一社)日本冷凍食品協会は、冷凍食品100周年を記念して「冷凍食品100周年~10月18日は冷凍食品の日~冷凍食品レシピコンテスト」を開催することを発表し、8月17日より特設サイトで応募を開始した。同コンテストは、一般部門、ジュニア部門(中学生以下)の2部門で行われ、1次、2次審査を経て、グランプリ各部門1名、準グランプリ各部門4名を選び、審査結果は10月18日の冷凍食品の日に読売新聞朝刊、協会ホームページ等で発表される。コンテストを通じて、身近にある冷凍食品の魅力を知ってもらう。
同コンテストは、今年度事業計画で「冷凍食品の日PRイベント」として10月15日に予定していた著名人によるトークショー、試食会のイベントを、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い今年度は取り止め、代替イベントとして行うもの。
同レシピコンテストは、冷凍食品を使ったオリジナルレシピを考案してもらうことで、身近にある冷凍食品の魅力を知ってもらうことを目的としており、初の開催となる。コンテストは一般部門、ジュニア部門(中学生以下)の2部門。考案レシピの応募は8月17日~9月13日まで同コンテスト特設サイトで募集し、10月18日の冷凍食品の日に読売新聞朝刊、協会ホームページ等で発表する。
応募内容は冷凍食品を活用した料理レシピ(材料、作り方)、料理写真、こだわりのポイントなどを記載し、特設サイトに応募する。応募期間は8月17日~9月13日23時59分まで。賞品は一般部門、ジュニア部門ともグランプリ各部門1名には10万円分の商品券、準グランプリ各部門4名には1万円分の商品券。
審査方法は、1次書類審査、2次調理審査。1次審査は冷凍食品調理コンサルタント12名、協会事務局が行い。2次調理審査では、冷凍食品アンバサダーの三國清三氏を審査委員長とし、副審査委員長の大櫛顕也二本冷凍食品協会会長、同コンサルタント数名の委員とともに、1次審査を通過したレシピを再現し、試食審査を行う。審査ポイントは、おいしい、手早くできる、オリジナリティがあるの3点。
コンテストの告知については、8月17日に協会ホームページ、読売新聞夕刊、PRワイヤーで告知。8月26日にレタスクラブウェブで告知する(詳細を本紙に掲載)。
エントリー12品に ―― 学流協の推奨品
対策の上で審査する流通代表
高橋開発委員長
(公社)学校給食物資開発流通研究協会(古川裕志会長)は19日、東京・南雪谷のニチレイフーズ研修センターで「令和3年度『学流協の推奨品』流通代表審査会」を開催し、全国のブロック代表7人らが出席した。
3年度に普及を図る新規推奨品へのエントリーは、調理冷凍食品7品など合計12品となり、新型コロナ感染防止のため、12品全品を小分け包装し、一旦、全品をトレーに載せて配膳、1品ずつ取り出して食べながら提案内容の説明を受ける方式での試食審査とした。
挨拶に立った高橋敦子開発委員長は、「新規推奨品は12品の提案となった。今年度の選定事業に取り組むに当たっては、学校給食環境・喫食形態の多様性に配慮し『おいしく安全・楽しく食育』にふさわしい優良食品の開発というテーマのもと、12のサブテーマを設けている。改めて、どのサブテーマを選んだ提案なのかを考えて採点していただきたい。総合的な評価の項目は、今回の提案全体がどうだったのかではなく、新規品が『学校給食としての価値を満たすのか』『学流協として売れるのか』という両方を合わせて良いかどうかを判断していただきたい。9月末の選定委員会の際にもそれを伺いたい。すでにある既存商品を推奨品に持ち込む際にも考慮していただかなければ、学流協らいしいものが出てこない。学流協の価値をよく出しているのかどうかということで採点いただきたい。学流協の推奨品の価値を持ち上げたいと考えている」と述べ、より学流協の価値を向上することができる推奨品開発への協力を求めた。閉会挨拶は、酒井信吾開発副委員長。
【出席者】▽髙橋敦子開発委員長(女子栄養大学名誉教授)▽酒井信吾開発副委員長・常務理事▽古川裕志会長・北海道ブロック代表幹事▽福島毅春関東ブロック代表幹事▽野口昌孝・関東ブロック副代表幹事▽青木基博東海北陸ブロック代表幹事▽泉周作近畿ブロック代表幹事▽中村一朗中四国ブロック代表幹事
ミニオンズポテトを発売 ―― ライフフーズ・新商品
ミニオンズとコラボ
ライフフーズは19日、秋の新商品2品、リニューアル品1品を発表した。そのうち、「ミニオンズポテト」(220g)は、米国の人気アニメ「ミニオンズ」とコラボした成形ポテト。主要キャラクターのケビン、スチュアートを象り、食べ応えのあるサイズに仕立てた。9月1日から関東エリア限定で発売し、来春の全国展開に繋げる。
冷凍果実初の機能性表示も
「手摘みビルベリー」(300g)は、アントシアニンを豊富に含む希少なビルベリーの冷凍果実。凍ったまま食べられ、ヨーグルトやアイスクリームなどともよく合う。冷凍果実として初めて機能性表示食品の認定を受けており、継続して喫食することでドライアイや眼精疲労を改善し、活性酸素を抑制する効果が期待できる。同様のサプリメントと比べて月々のコストも割安になるという。9月中旬発売。同日付で1㎏入りの業務用も発売する。
「ストロベリー」(150g)は、原料産地をモロッコに変更し、パッケージを縦型に刷新した。
家庭用で代替肉品を提案 ―― 米久
米久は19日、2020年秋の新商品として業務用13品(リニューアル1品)、家庭用21品(同2品)の計34品を発表した。
家庭用冷凍食品では新たに同社の代替肉商品原料「AIRMEAT」(Agri Innovative Resourced MEAT)を使用した商品を投入する。代替肉は、食肉メーカーのこだわりで、肉のような食感と味を再現した大豆たんぱくを使用した。商品ラインアップは、「大豆のお肉でつくった麻婆豆腐」「同麻婆茄子」「同キーマカリー」、「同焼き済み餃子」「同焼売」「同つくね」「同ひとくちステーキ風ハンバーグ」の7品を提案する。食物繊維素材を添加した。 Withコロナでは、内食回帰に対応して、レンジ調理の簡便性で家庭での調理負担をサポートする〈レンジde食卓〉シリーズを投入。「焼き済み餃子」「水餃子」「揚げ済みメンチカツ」「揚げ済コロッケ」「カレールウコロッケ」「チキン南蛮」の6品を投入する。
同社では冷凍食品を含む調理品は今後伸びしろがあると位置づけ、今後も家庭用調理品の投入に注力していく方針だ。