冷凍食品を自社店舗で展開、内食42兆円市場に挑戦 ―― ロイヤルホールディングス
ロイヤルホストの人気メニューを家でも体験できる。ハラル対応弁当4品も販売
ソースとのからみ具合に注力した冷凍ショートパスタ
ロイヤルホールディングスは2019年12月24日、家庭でもレストラン品質の味を楽しめるフローズンミールの新ブランド〈ロイヤルデリ〉計25品の本格展開に入った。冷食売場はリーチインケースで作り、テイクアウト需要を掘り起こす。東京・世田谷区の二子玉川ライズにオープンする「ＧＡＴＨＥＲＩＮＧ ＴＡＢＬＥ ＰＡＮＴＲＹ 二子玉川」（30坪・40席）において、レストランの運営と共に家庭用冷凍食品の販売を開始する。
フローズンミールは、1人前包装。セントラルキッチンで製造したスープ、ショートパスタ、カレー、ドリア、ハンバーグ、煮込みなどを税込250円～780円の価格帯でラインアップする。湯煎や電子レンジで温めるだけで食べられる料理のほか、甘海老、小イワシ、香味野菜等から作る贅沢な魚介のソースなど、家庭の料理をさらにリッチな味わいに仕上げるメニューも揃える（詳細を本紙に掲載）。
グランプリに「本格炒め炒飯®」 ―― 日本アクセスフローズン・アワード
（左から）片岡恵美ニチレイフーズ首都圏支社長、佐々木淳一日本アクセス社長、清川吾郎ニチレイフーズ支社長代理
日本アクセスは2019年12月13日、東京・大崎の同社本社で「第7回フローズン・アワード 冷凍男子 冷凍女子 総選挙2019表彰式」を開催した。今年度の冷凍食品部門のフローズン・アワードグランプリにニチレイフーズの「本格炒め炒飯®」が輝いた。
今回のフローズン・アワードは全商品のプロモーション動画を公式サイト上で公開し、一般消費者のＷｅｂ投票で各部門の受賞商品を決めた。Ｗｅｂ投票の件数は過去最高の322万8177票だった。受賞商品は1月から全国の5500店舗で販促を行う。
表彰式で挨拶した佐々木淳一日本アクセス社長は「今回のＷｅｂ投票では、323万件の投票を頂いた。前年の155万件から実に2倍以上の規模となった。メーカー様のご協力の下、大盛況のキャンペーンとなった。Ｗｅｂ投票画面でエントリー商品をメーカー様自ら紹介するという、これまでにない企画を行った。様々な部署の方が参加され、中にはトップ自らが参加したメーカーもあった。メーカー各社様の社内でも例年以上に盛り上がった企画となった」とした。
サクラフード新工場を稼働 ―― 旭食品
旭食品は2019年12月23日、かねてより新築移転を進めていた同社子会社で業務用水産加工食品の製造及び販売、輸出を展開しているベトナムのＳＡＫＵＲＡ ＦＯＯＤ社（サクラフード、佐々木豊輝社長）の新工場が12月16日稼働したと発表した。
新工場は、ソーラー発電システム、排水処理システムなど環境に配慮した設備を導入し、使用電力の40％をソーラー発電でまかなう。
生産量は旧工場の2倍の日産最大6ｔ、年間1800ｔを予定。今後は、主力商品の水産加工品以外、有機ＪＡＳ認証を取得した冷凍フルーツの加工製造も行う予定としている。
【工場概要】▽所在地 ベトナムカインホア省カムラム県スーヤオ工業団地▽土地面積1万481㎡（建物面積6934㎡、工場面積4746㎡）▽冷凍庫収容能力＝原料庫200ｔ、製品庫100ｔ▽従業員数311人
2020年版『冷凍食品年鑑』を発刊、業界人必携“白い年鑑”
冷凍食品新聞社は1月5日、業界唯一の『冷凍食品年鑑2020年版』（Ｂ5判・304頁）を発刊いたしました。
“白い表紙の年鑑”として皆様にご愛顧いただき、回を重ねること創刊第49巻目となりました。
2020年版巻頭コーナーでは、冷食業界の各種指標、売上ランキング等をまとめたほか、19年の業界をコンパクトに振り返る「業界日誌」を収載しています。また「総説篇」では、激しいライフスタイルの変化を迎える中、これに伴う冷凍食品の消費変化、事業構造の変化を様々な角度から分析。生産、流通、マーケットごとに詳細に解説しております。
「企業篇」では、メーカー・問屋・輸入商社・関連企業の最新データを網羅いたしました。
定価1万8000円＋税、送料実費。
お申し込みは、電話03・3359・9191、ＦＡＸ同9190。または、ホームページまでhttp://www.reishoku.co.jp/）。
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