認定工場レベルアップ継続 ―― (一社)日本冷凍めん協会
和田会長
新役員体制を発表
(一社)日本冷凍めん協会は6日、東京・高輪の品川プリンスホテルで、「第15回通常総会」を開催した。任期満了に伴う役員の改選では、和田博行会長を再任。今年度も引き続きRMK認定工場のレベルアップを目指すとともに、『「新鮮凍結めん」RMK認定冷凍めん、だから「おいしい」、だから「簡単・便利」だから「安全・安心」』をコンセプトのもと、家庭用、業務用バランスの良い広報活動を通じて冷凍めんの魅力をさらに広く伝えていく。新規の取組みとしては、冷凍めんの公正競争規約の策定などにも着手していく。
総会では牧実副会長の開会の言葉に続き、和田会長が挨拶、「今年度の事業計画としては、まずRMK認定工場レベルアップ活動が挙げられる。具体的には食品安全手順の導入強化であり、今年度については小規模工場でも第三者認証取得を推進し、安全安心を第一義として注力していく。また冷凍麺の普及活動という面では前年度施策を鑑み、協会ホームページの再整備および活用を最優先施策に掲げ、レシピページの拡充を始め、WEBプロモーションを積極的に実施していく」とした。(詳細を本紙に掲載)
UDF生産統計 数量2万tを超す
日本介護食品協議会は1日、会員企業76社を対象とした2017年のユニバーサルデザインフード生産統計を発表した。昨年の生産量は2万1933t(前年比13.7%増)、生産金額249億1000万円(同10.3%増)と数量金額とも2桁増となった。
区分別では、「容易にかめる」が数量5397t(同6.9%増)、「歯ぐきでつぶせる」が2494t(同10.6%増)、「舌でつぶせる」7458t(同14.3%増)、「かまなくてよい」3264t(同45.3%増)。協議会では、「『かまなくてよい』の形状はペースト・ミキサー状に加工したタイプだが、在宅では主食や主菜を都度ミキサー調理する負担が大きいことから、このタイプの製品利用は多い。同区分は今後介護の在宅シフトの進捗につれて一層の利用増が見込まれる」としている。
タイプ別で「冷凍タイプ」は、1万508t(同14.3%増)、98億3900万円(同10.4%増)、量的に全体の半数近くを占めている。(詳細を本紙に掲載)
食感維持の焼売 ―― 宝幸・秋の新商品
あらびき感を出した
宝幸は6日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で「2018年秋季新商品商談会」を開催、加工食品事業部冷凍食品課ラインナップとして「あらびきポークの肉しゅうまい」「獲れたていわしのフライ」の2品を発表した。
「あらびきポークの肉しゅうまい」(750g(50個)×6袋×2合)は同社しゅうまい製品の中でも豚肉の比率の高い焼売。肉のあらびき感を出すために、肉の加工・処理にも工夫を重ねて作り上げた。皮も具材の美味しさを活かせるよう配合を工夫。時間が経っても硬くなりにくく、もちもちした食感の皮に仕上げた。筑西工場製造。発売日は8月1日。売上目標は2億円。
「獲れたていわしのフライ」(4kg(50個)×2合)は日本一の水揚げ量である「銚子漁港」で水揚げされたいわしを使い、48時間以内に製造した。冷凍原料よりも身が約20%厚く、食べ応えが増した。獲れたていわしをそのまま加工できるのは、5、6、1月と限られており、期間・数量限定商品となる。発売日は6月1日。売上目標は1600万円。(詳細を本紙に掲載)
取扱額300億円を突破、(株)ジェフダ社長に富永氏 ―― JFDA
金森会長
富永社長
全日本外食流通サービス協会(JFDA)は4日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で第38回定例総会・懇親会を開催し計340人が出席した。役員改選では(株)ジェフダ社長に富永哲生理事が就任した。金田秀壽理事・(株)ジェフダ社長は退任し、金田陽介ニッカネ社長が新理事に就任した。
懇親会で就任の挨拶に立った富永社長は、「金森会長と協力し、更に会を盛り上げていきたい。会の創設当時に尽力された富永ハウディ会長、小木曽オギソ会長、金森大光名誉会長の3氏にもご臨席いただき、身が引き締まる思いだ。就任に当たり、JFDAの3つのCを考えた。お客様満足を基本として、1つめは創造性豊かな商品を作り食文化の担い手として我々が頑張ること(クリエーション)。2つめは挑戦(チャレンジ)。JFDAはチャレンジをし続ける。3つめは協力(コオペレーション)。会員相互に切磋琢磨し、互いが仲間として協力し合う。そして、メーカー・商社様ときっちり良好な関係を構築し、JFDAの発展に結びつけていく」と抱負を述べた。(詳細を本紙に掲載)