「粉吹き衣の若鶏タツタ」等8品 ―― ニチレイフーズ家庭用新商品
「粉吹き衣」製法を活用
ニチレイフーズは春の家庭用新商品9品(冷凍食品8品、常温食品1品)とリニューアル品8品を3月1日から発売する。「特から」に続く鶏商材として「粉吹き衣の若鶏タツタ」と市場ニーズの高い「切れてるサラダチキン」を投入。さらに「本格炒め炒飯」「レンジでふっくらパラッと五目炒飯」の米飯主力2品を改訂し、コアカテゴリーを更に強くする戦略に磨きをかけた。
「粉吹き衣の若鶏タツタ」は、タツタ揚げらしい和風の香りを再現した商品。生しょうがのしぼり汁を使って上品な香りを実現、さらに新「粉吹き衣」製法により「サクっ」とした食感を再現した。「特から」同様従来品より大きめのサイズ設計。銀色のパッケージに「タツタ」とカナを使った分かりやすい商品名でユーザーの獲得を図る。
「切れてる サラダチキン」は料理素材としての提案。鶏むね肉を柔らかくしっとりと蒸し上げ、使いやすくスライスした。包丁もまな板もいらず様々な料理に使える「常備肉」として訴求する。パッケージのQRコードで、レシピ検索もできる。
“お弁当にGood!®”シリーズには、3品を上市。「焼肉マヨグリル」は、ご飯との相性が抜群の焼肉とマヨネーズを組み合わせた商品。“高圧グリル製法”でおいしさを閉じ込めた。「ベーコンチーズオムレツ」と「ゴーヤーチャンプルー」は、「黄色」と「緑」で、生活者から要望の高い「お弁当に彩りを添えたい」という課題に応えた。(詳細を本紙に掲載)
おつまみ商材新シリーズ「夜九時のひとり呑み」 ―― 味の素冷凍食品新商品
濃縮味しみキューブで本格的な味に
味の素冷凍食品は2月11日から春の新商品8品、リニューアル品7品を発売する。おつまみシリーズ「夜九時のひとり呑み」は、家呑みを愛する大人に提案するおつまみ商材の新シリーズ。グルメ雑誌「dancyu」の編集部と共同開発した「おいしいものをちょっとつまむのにちょうど良い量」で、「お酒に合うことに拘った味付け」の商品。「豚角煮」「れもん豚カルビ」「よだれ鶏」「ヤンニョムチキン」「にんにく空芯菜」「揚げ茄子の煮浸し」の肉、野菜を使った6品を揃えた。
同シリーズは全品電子レンジ調理で一人呑みに丁度良い1トレイ70g~80gサイズ。「濃縮味しみキューブ」で本格的なおつまみに仕上がる。発売は2月25日。
販促として、「TSUTAYA」「蔦屋書店」「蔦屋家電」で店頭販売するなど、「ひとり呑み」のブームアップを目的とした体感、WEB連動イベントを展開する。
昨年春発売の「おにぎり丸」も、新商品2品を加え、既存4品も進化させた。(詳細を本紙に掲載)
<肉ガブッと!>にハンバーグを投入 ―― マルハニチロ家庭用
食事のメインに
マルハニチロは10日、2018年春季新商品を発表した。家庭用冷凍食品では新商品13品(あけぼの10品、アクリ3品)、改良品22品(あけぼの10品、アクリ12品)を3月1日より発売する。
あけぼのブランドでは、<おいしいおかず>シリーズで、昨秋に投入した<肉ガブッと!>第2弾として、「肉ガブッと!ハンバーグ厚盛BIG」(1個入250g[ソース含む]/10×4)をラインアップ。まさに肉の塊にかぶりつく迫力ある量目の1個170gのハンバーグで、食卓のメイン料理として提案する。オニオンや赤ワインでコクを出した自家製デミグラスソース付き。ボイル調理。(詳細を本紙に掲載)
スーパーなど5分野の基準B手引書を審議 ―― HACCP制度化
安全における管理のポイントを
まとめた
厚生労働省は12月26日、「第3回食品衛生管理に関する技術検討会」を開き、HACCP制度化を進める上で、事業者団体が策定した基準Bの衛生管理計画手引書案の確認をした。今回手引書が提出されたのは、「漬物の製造」「豆腐の製造」「米粉の製造」「魚肉練り製品の製造」「スーパーマーケットにおける調理・加工・販売」の5分野。
(一社)新日本スーパーマーケット協会の食品安全技術専門会議(委員長=日佐和夫大阪府立大学客員教授、副委員長=大澤幸弘(株)イトーヨーカ堂QC室当統括マネージャー、宮澤公栄エコア㈱社長)が策定した「スーパーマーケットにおけるHACCPの考え方に基づく衛生管理のための手引書(案)」(A4判、137頁)は、(1)スーパーマーケットとしての食品安全管理ポイント(2)運営体制(3)一般衛生管理(4)工程管理(5)文書記録一覧――の構成とした。個人経営のスーパーマーケットと従業員数30人以下の小規模店舗、品質管理部を持たない店舗などを対象とした。(詳細を本紙に掲載)