秋の家庭用新商品、絞り込み一層進む
2017年秋の家庭用冷凍食品新商品は、本紙調べでメーカー23社から132品、リニューアル106品が市場投入された。新商品は前年152品から20品の減少、リニューアル品は前年144品から38品の減少となった。大幅に減少した前年から、さらに商品の集中が進んだ。各社、自社の得意分野に特化し、狙いをより明確にした提案が目立つ。食卓向けにはより食べ応えがあるメニューが充実。弁当復活に向けては大人や女性をキーワードに購買層の拡大を狙う。育成段階の健康分野も提案の幅を広げている。(詳細を本紙に掲載)
赤坂にGYOZA IT.餃子文化を世界に ―― 味の素冷凍食品
オープンキッチンのオシャレな空間
味の素冷凍食品は4日、東京・赤坂の日本式餃子レストラン「GYOZA IT.」(7日オープン)のプレス発表会・試食会を同店舗内で開催した。
同店は東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩1分、赤坂サカスに隣接したTHE HEXAGON1階に出店。客席数70~80席。5メートルの鉄板が見えるオープンキッチンとバーカウンターも備えたオシャレな空間となっている。
プレス発表会に出席した、吉峯英虎味の素冷凍食品社長は、「日本の餃子文化を世界に伝えたい。約40人のスタッフがおり、15カ国の言語に対応できる。外国人旅行客をメインターゲットに当店を餃子文化を世界へ発信する『器』=イベントスペースにしたい。」とした。(詳細を本紙に掲載)
フードネットワーク開催 ―― 名給
青木社長
名給(青木基博社長)は7日、愛知県名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で秋季展示会「名給フードネットワークMay I Help You?~提案力でサポートします~」を開催し、メーカー137社が出展、約1000人の来場者を集めた。
名給の企画コーナーは、記念日を活用した11~4月の月別フェアメニュー提案「食べんと」、メニュー開発部の機能を生かした弁当・事業所給食・学校給食別の献立提案。および、“名給の品質向上”についてのパネル展示を行った。また、「人手不足解消」をテーマにした商材の集中展示コーナーも設けた。(詳細を本紙に掲載)
喜多方風ラーメンを投入 ―― 東洋水産業務用
しなやかでスープのりも良い
東洋水産は1日、秋の業務用新商品4品、リニューアル品2品を発売した。
<のれんめぐり>シリーズからは、喜多方ラーメンのようなちぢれの入れ、しなやかでスープのりの良い麺に仕上げた「のれんめぐり喜多方風ラーメン(国産小麦使用)」(200g)を発売した。
健康訴求型の商品としては、従来品と比較して糖質を40%カットした「糖質40%カット中華麺」(200g)を展開する。(詳細を本紙に掲載)