大阪工場が本格稼働 ―― キンレイ
和田社長
供給面・品質面で強化進む
キンレイは8月25日、今年3月に竣工し、7月より本格稼働している大阪工場(大阪府岸和田)の内覧会を開催した。同工場では新ラインの導入により従来の1.5倍(全社)の生産を可能とする他、「そば」フリー化、最新鋭の空調管理システムの導入による衛生面の向上等安心安全への取組みを強化した。生産技術についても、炒め調理の風味向上や麺の食感改善を図り従来以上の品質を実現。万全の生産体制の下、キンレイ独自の「ものづくり」にさらに磨きをかけていく。
同工場には1時間約1万食の具付麺生産が可能な大型高速具付ライン・K3ラインを新設。旧工場から引き継いだK1ライン(約5000食/時間)と併せ2ラインが稼働する。同時に筑波工場T3ラインの約1・8倍の凍結能力を持つ高性能冷凍機を新たに導入。供給体制を整え高まる需要に対応した。(詳細を本紙に掲載)
日本式餃子の専門店を出店 ―― 味の素冷凍食品
味の素冷凍食品は、9月7日から東京・赤坂に「日本式餃子」、お酒をおしゃれに気軽楽しめるレストラン「GYOZA IT.」をオープンする。(営業は2022年までの5年間)。
店内は「日本式餃子」を大量に焼き上げる5mの鉄板が見えるオープンキッチンで、食欲をそそる、香り、音、おいしさにいたるまで、「日本式餃子」を五感で存分に楽しむことができる。
さらに日本の餃子文化の魅力を発信する拠点として、様々なイベントを開催、餃子のほか豊富なサイドメニューと共に、「日本式餃子」を食べながら、店内でイベントが楽しめる趣向だ。また、日本人客に加え、東京オリンピックに向けて増加することが想定される訪日客、および在日外国人をターゲットに、一人でも気軽に立ち寄れるバーカウンターを設置。10カ国語以上の言語に対応したグローバルスタッフが対応する。(詳細を本紙に掲載)
約900人が参列、故人を偲ぶ ―― 金田幸三氏「お別れの会」
「金田幸三氏の思い出」コーナー
遺影に献花し故人を偲んだ
6月15日に逝去した金田幸三氏(元ニチレイ社長、会長、元和洋女子大学長)の「お別れの会」が8月25日、帝国ホテルで開かれ、ライフの清水信次会長や日清製粉グループ本社の正田修名誉会長、高瀬物産の高瀬孝三会長、尾家産業の尾家亮会長、名給の青木昌博最高顧問、国分の國分勘兵衛会長、理研ビタミンの堺美保会長、久世の久世健吉会長、日本アクセスの田中茂治会長、東亜商事の小山喜之社長など業界人総勢約900人が参列し、一人、ひとりが菊の花を祭壇に手向け、故人の冥福を祈った。
故・金田幸三氏は昭和3年6月10日生まれ、89歳。東大農学部卒業、同27年4月日本冷蔵入社、同50年取締役、同52年常務、同56年専務、同58年代表取締役社長、平成5年に取締役会長、同11年に相談役、同15年に顧問、同19年に退任した。(詳細を本紙に掲載)
冷凍ピザ2品を展開 ―― ピエトロ
オリーブの香り堪能
> ピエトロは1日より、秋の家庭用新商品として冷凍ピザ2品を発売した。
新商品は「本物の美味しさを食卓に」をテーマに展開する。「あさりとイカのマリナーラ」(200g、税込875円)は、香り豊かなオレガノ風味のトマトソースにあさり、イカをトッピングし、オリーブオイルをたっぷりと使用した商品。
「黒胡椒ビーフとあめ色たまねぎ」(220g、同)は、ジューシーな牛肉をゴロゴロ使用した本格派ピッツァ。両品共にトースター、オーブン調理対応。(詳細を本紙に掲載)