「差別化」と「新しい切り口」で成長目指す ―― 日本水産・浜田食品執行
日本水産・浜田食品執行
日本水産は8日、食品事業説明会を行い、6月28日付で食品事業執行に就任した浜田晋吾取締役執行役員食品事業執行生産部門管掌、商品開発部担当が食品事業概況、取組みなどを要旨以下の通り説明した。
第1四半期連結の食品事業の売上高は810億円(同104.1%)、営業利益34億円(同120.9%)。国内事業が伸長したことと、海外特に北米が復調した影響が好調な要因。
単体の第1四半期、食品部門はチルド事業186億円を含む売上高が555億円(同103%)、営業利益11億7000万円(同134%)で推移している。家庭用冷食は売上高130億円(同107%)、家庭用ハムソーセージ35億円(同105%)など前期を上回っているが、家庭用練り製品59億円(同98%)、常温食品44億円(同98%)、業務用食品99億円(同99%)はやや前年を下回った。
◎大明新工場は来年2月
日本水産の台湾・大明食品工業の新枝豆工場が来年2月に本稼働する。今年10月頃までに原料・バルク包装の凍結は10月頃までに完成する見込みだが、最終の包装ラインが来年2月となる予定。
新工場稼働により旧工場と合わせて年間生産数量は2015年に6500tを2020年に1万tとする。(詳細を本紙に掲載)
Mart・バイヤーズGP決定 ―― 日本アクセス
肉ガブっと!ぶ厚いとんかつ
日本アクセスは7日、「第17回Mart新商品グランプリ」、「第4回バイヤーズグランプリ」の結果を発表した。
冷食部門は、「Mart新商品グランプリ」は、1位「肉ガブっと!ぶ厚いとんかつ」(マルハニチロ)、2位は「できたておこげのパエリア」(日本水産)、3位は「香炒飯」(味の素冷凍食品)だった。(詳細を本紙に掲載)
新規エントリー12品 ―― 学流協の推奨品
古川会長
(公社)学校給食物資開発流通研究協会(古川裕志会長)は17日、東京・東銀座のニチレイ本社会議室で、平成30年度に普及を図る「『学流協の推奨品』流通代表審査会」および流通委員会を開いた。新規推奨品のエントリーは12品となり、内訳は冷凍食品8品、惣菜1品、ふりかけ1品、ドレッシング1品、デザート1品となった。米飯給食の回数増加を目指す中で、和食に合う魚を使った主菜の提案も見られ、普及拡大に期待がかかる。(詳細を本紙に掲載)
家庭用に「ぶどう」 ―― ライフフーズ
手間なくゴミも出ない
ライフフーズは秋の冷凍野菜・果実の家庭用新商品4品と業務用商品5品を9月以降順次発売する。(一部既に発売)。家庭用には「ぶどう」等4品を投入する。
「ぶどう」チリ産のクリムゾンシードレス使用。種なしで皮ごと食べられるので手間なく、ごみも出ない。ポリフェノールなど皮に多く含まれる栄養をまるごと摂取できるのも利点。(詳細を本紙に掲載)