グッドカンパニー目指す ―― 日本水産・大木社長
日本水産の15代目社長に就任(6月28日付)した大木伸介代表取締役社長執行役員は18日、都内で社長就任会見を開き、就任に当たっての抱負を述べた。大木社長は、「メーカーとして良い会社になりたい。技術力に磨きをかけ、差別化した商品を持ったGoodCompanyを目指したい」と語った。今後は国内人口減への対応、養殖の高度化、海外市場の成長、ファインケミカル事業の拡大をキーワードに掲げ邁進する。
就任の抱負について大木社長は、「細見会長が強いリーダーシップで取り組んできた現中計(今期最終年度)をしっかりとやり遂げ、今までの流れを踏襲しつつ、当社の持つ知見を生かした商品開発など新しい価値を加えていきたい」とした。(詳細を本紙に掲載)
フランスの冷食会社、LTS社を買収 ―― 味の素
味の素は、19日(現地時間)欧州味の素食品社(フランス共和国パリ市)を通じて、フランスのラベリ・テレトル・スージェレ社(LTS、ル ヌブール市)を買収することを決定、欧州味の素食品社とLTS社の親会社であるラベリ・ファイン・フーズ社(以下LFF社)が株式売買契約を締結した。
今回の買収により、同社では「LTS社の生産基盤および家庭用販売チャネルでの市場到達力と、味の素グループの製品開発・生産技術力を統合し、フランスにおける冷凍食品事業基盤を拡充する。(詳細を本紙に掲載)
お重シリーズでご当地の味 ―― 日東ベスト
九州産炙り焼き黒豚重の具
日東ベストはこのほど、2017年秋冬新商品・リニューアル品として惣菜・給食向け<ベストブランド>15品、外食向け<ジョイグルメブランド>9品を7月より順次発売している。
<ベストブランド>では「九州産炙り焼き黒豚重の具」(100g×20パック/2バンド)、「山形三元豚の味噌だれ焼肉」(105g×5パック×4袋/2バンド)の2品を投入。ご当地の味を生かしたお重シリーズとして提案していく。(詳細を本紙に掲載)
中国外食市場に向け業務提携の意向書締結 ―― 日本アクセス
右より佐々木社長、王董事長、朱董事長
日本アクセスは19日、国際天食集団有限公司(香港、王慧敏董事局主席、国際天食)および(上海、朱暁霞董事長、JMU)と業務提携に関する意向書を締結した。
検討事項としては、今後さらに成長が見込める約56兆円の中国外食市場に対し、①日本食品輸出取引における協業②業務用食品共同開発における協業③食材サプライチェーンの構築における協業④中国市場における外食コールドチェーン構築における協業の4点。
業務提携の具体的な内容については、半年内をメドに提携内容を具体化し、業務提携契約を締結するため協議を進めていく。(詳細を本紙に掲載)