100年続く企業に ―― ニチレイフーズ
ニチレイフーズは15日、東京・築地の本社で、池田泰弘会長と大櫛顕也社長の就任記者会見を行った。池田会長は就任から6年間を振りかえり利益率5%超達成を評価。大櫛社長は100年続く企業作りに専心することを表明した。
池田会長は会見において、2011年4月就任から今年3月までを振り返り「13年度営業利益34億円、営業利益率1.9%とどん底だった業績を、16年度139億円、6.8%まで伸張できた。就任時目標だった営業利益100億円、利益率5%を達成できたことは評価したい。社員の努力のおかげ。感謝している」とした。(詳細を本紙に掲載)
新社長に大木常務 ―― 日本水産
大木次期社長
日本水産は15日、同日開催の取締役会で社長交代人事を発表した。新社長に大木伸介取締役常務執行役員食品事業執行・営業企画担当が昇格する。細見典男社長は代表権のある会長に就任する。6月28日付。会長・社長体制のもと、経営体制の一層の強化を図り、さらなる成長と企業価値向上を目指す。(詳細を本紙に掲載)
新会長にニチレイ川﨑氏 ―― 輸入冷凍野菜品質安全協議会
川﨑会長
輸入冷凍野菜品質安全協議会は17日、東京・芝公園のホテルメルパルク東京で「第14回総会」を開催した。
今期は役員改選期にあたり、大内山俊樹会長に代わり、川﨑順司ニチレイ技術戦略企画部長が第4代会長に就任した。(詳細を本紙に掲載)
国内冷凍食品6.2%増 ―― 味の素
味の素は、平成29年3月期連結経営成績を発表した。
売上高1兆914億1400万円(前年同期比7.8%減)、営業利益853億3900万円(同6.1%減)経常利益902億700万円(同4.1%減)、当期純利益525億9500万円(同17.1%減)で減収減益となった。
セグメント別業績は日本食品3904億円(同1.7%減)営業利益382億円(同24.8%増)。海外食品売上高4289億円(同7.5%減)、営業利益365億円(同13%減)。ライフサポート売上高1240億円(同12.9%減)、営業利益56億円(同52.1%減)。ヘルスケア売上高895億円(同0.1%減)、営業利益65億円(同16.4%増)となった。
日本食品の内冷凍食品は、売上高987億円(同6.2%増)。家庭用の「ギョーザ」が2桁増。「やわらか若鶏のから揚げ」「ザ★チャーハン」も増収。業務用も前年を上回った。海外食品の冷凍食品は売上高984億円(同6.8%減)。現地通貨ベースでは増収も換算為替の影響で前期比107億円の減収となった。(詳細を本紙に掲載)