〈新中華街〉に濃厚担々麺 ―― Umios

ごまの香ばしさとコク
Umiosは13日、2026年秋季新商品・リニューアル品を発表した。家庭用冷凍食品は新商品7品、リニューアル6品の計13品を投入する。発売日は9月1日。簡便でありながら本格的な味わいを楽しめる商品を中心に投入する。麺類・米飯類のラインアップによる主食カテゴリーの強化、外食品質の価値訴求の高度化、節約志向に寄り添うおかずの定着などを進め、〈新中華街〉「濃厚担々麺」、弁当商材ではロングセラー定番商品の「牛カルビマヨ」の製法を変更し、旧広島工場で生産していた製法を再現、美味しさを復活させた。
〈新中華街〉シリーズの「濃厚担々麺」(1人前[362g])は、赤坂璃宮の譚オーナーシェフが監修で、ごまにこだわり、ねりごまと焙煎したすりごまを多く使用し豊かな香ばしさとコクの濃厚なスープに、国産山椒と鎮江香酢を加えた。ごまの香ばしさとコクに加え、山椒の上品な香りと痺れ、香酢のまろやかな酸味を生かした本格的な仕立てとした。豚ひき肉、白ねぎ、チンゲン菜、もやしを具材に使用し、電子レンジと鍋調理に対応する。
弁当商材の「牛カルビマヨ」(5個入[90g])を新商品として復活投入する。同商品は、2000年に旧広島工場で生産販売開始。22年に旧広島工場火災で休売し、23年より群馬工場で生産再開していた。製法は旧広島工場では過熱水蒸気オーブンだったが、群馬工場は生産再開を急いだこともあり油調と製法が違うため、消費者から「以前の美味しさを、復活してほしい」との要望があった。そこで新石巻工場に移管し、従来の過熱水蒸気オーブンでの製造に切り替え旧広島工場で生産していた味わいを再現した。その他弁当商材では、「いかのやわらかソースカツ」「えび明太マヨ!」「ほたて風味磯辺天ぷら」も投入する。
米飯の〈WILDish〉には、「 豚バラガーリックめし」(1人前[230g])を投入。焼肉ダレをベースの甘辛い味わいに、フライドチップ、ペースト、パウダーの3種類のニンニクを加えた。
凍菜では、「焼きそば・ラーメンに即戦力!豚肉入り野菜ミックス」(250g)を投入。豚肉、キャベツ、たまねぎ、にんじん、青ピーマンの5種類を1袋に入れ、下ごしらえをせずに焼きそばやラーメンの具材として使用できる。
システム障害が発生 ―― ニチレイ
ニチレイは13日、不正アクセスによるシステム障害が発生したと公表。以下の業務に支障が出ているとした。
①ニチレイロジグループ各社の冷蔵倉庫の入出庫業務②ニチレイフーズの冷凍食品出荷業務。但しシステム障害の範囲は、日本国内に限られる。同社では発生当日、緊急対策本部を立ち上げ、復旧に向けた調査と対応に当たった。
事案発生後、顧客および取引先の個人情報や顧客データなどの保護を最優先とし、同社グループで使用しているシステムの遮断措置を講じた。
14日に発表された第2報によると、調査の結果、同社サーバがサイバー攻撃を受けたことを確認。詳細は影響を考慮し非開示。被害を受けたサーバの一部に個人情報が保管されていたため、個人情報保護委員会へ漏洩の可能性があることを公表した。
引き続き、調査を進め、漏洩が判明した場合には、関係各所に速やかにご報告する。
また、遮断措置に伴い、以下業務への影響が生じてる。①ニチレイロジグループ各社の冷蔵倉庫の入出庫業務②ニチレイフーズの冷凍食品出荷業務。
同社では「外部のセキュリティ専門会社と安全対策を講じたうえで、7月17日より順次、上記業務の開始を予定」としている。
25年度売上174億円に ―― キンレイ

白潟社長(左)と森江常務
キンレイは14日、東京・新橋の同社本部で「業績報告・方針発表会」を開催した、同社2025年度売上高は174億円(前年比1.1%増)となった。
白潟昌彦社長は前期実績を振り返り、「工場を作って2年目、値上げもあったことを考えると、1.1%増という結果は、生産数量としては増えていない。上期は暑く、汁ものの売りがなかなか伸びない中、他社の汁なし商品が非常に好調でありシフトが進んだ。下期は値上げを実施したが、消費者の節約志向の高まりの影響を受けた」とした。
販路別売上高は量販店83億円(同2.5%増)、CVS40億円(同3.9%減)、COOP42億円(同3.4%増)、業務用・その他7億円(前年並み)。
説明に当たった森江康行常務取締役営業本部長は「量販は上期5.8%増と好調に推移したが、下期は価格改定の影響等もあり苦戦した。CVSは原材料価格高騰に伴い既存品のリニューアルを優先した結果、当社新商品施策は限定的となった。ただし、今期はその反省を生かし(CVS向け)新商品は11品の発売を計画している」とした。
26年度計画は売上高185億円(同6.0%増)を見込む。主力ラーメン商品の売上増を計画する他、春夏シーズンの底上げを目指し、夏場対策のつけ麺ラインアップを訴求する。営業部基本方針は『おいしさの価値を市場で伝えていく~「取り組む」から「成果を出す」~』に設定した。
■「天下一品」改良、50g増量

スープのこってり感アップ
キンレイは9月1日より、秋冬のリニューアル品として、麺+スープで50gの増量を実現した「お水がいらない 天下一品」(486g)を発売する。
同社売上上位5品にランクインする人気商品のさらなる満足感アップを目指し、量・質ともにバージョンアップした。
増量に加え、スープのこってり感を増し、麺はスープと絡みがよく、天下一品らしい風味のある麺を目指して改良した。
また、「お水がいらない 京風だしのおうどん」(476g)もリニューアル。昨年9月に鍋焼うどんに導入した「自社削り」を同商品にも導入した。
国内・海外事業の売上伸びる ―― キユーピー・第2Q

髙宮社長
キユーピーは2026年11月期第2四半期決算を発表した。
売上高2616億4800万円(前年比3.9%増)、営業利益200億2000万円(同23.9%増)、経常利益215億1800万円(同23.3%増)、当期純利益132億1400万円(同29.7%減)となった。国内事業、海外事業の売上が共に伸長し、経常、純利益も前年を上回っている。当期純利益の減少は、前年に資産売却による特別利益を計上した反動によるもの。
セグメント別の実績は、市販用が売上高956億2000万円(同1.1%増)、営業利益83億7400万円(同46.0%増)だった。業務用は売上高938億3800万円(同5.3%増)、営業利益68億7800万円(同55.5%増)だった。海外は売上高536億円(同8.5%増)、営業利益68億8500万円(同12.4%減)だった。フルーツソリューションは売上高88億800万円(同3.0%増)、営業利益3億8600万円(同38.4%増)だった。国内事業の売上は高付加価値商品の展開強化とコスト増を反映した適切な価格改定を進めた結果各部門の売上が伸長した。海外事業も米州での一時的な減収をアジアパシフィックの好調で補って大幅に伸長している。営業利益は米国での一時的減収や新工場の償却費増加があったものの、国内事業のトップラインの伸びや高付加価値商品のシフト、SCMの効率化などで増益になった。
髙宮満社長は「厳しい事業環境が続く中で、国内と海外、市販用と業務用、単体とグループなどバランスが良くなり、稼ぐ力も強くなった。今後もシナジーを発揮してROICとROEを向上していく」とした。
■インドに現地法人設立
同社は9月にインド共和国ハリヤナ州にグループ商品の販売拠点となる現地法人「KEWPIE INDIA PVT. LTD.」を設立すると発表した。2027年以降に営業を開始する予定。キユーピーが100%出資する完全子会社で資本金は約2億円。
アジアパシフィックのグループ会社で製造したマヨネーズやドレッシングなどを輸入し、販売する。