グランプリに「ギョーザ」 フローズンアワード ―― 日本アクセス

6年連続、7回目のGP

(左から)佐々木淳一日本アクセス会長、山口元洋味の素冷食部長、服部日本アクセス社長
日本アクセスは2025年12月11日、東京・西品川の本社で、「第13回フローズンアワード冷凍食品・アイスクリーム総選挙」の表彰式を行った。冷凍食品のグランプリには味の素冷凍食品の「AJINOMOTO BRANDギョーザ」が選ばれた。同商品のグランプリ受賞は6年連続、通算7回目となった。
第13回フローズンアワードは、10月1日~11月30日まで開催、各メーカーのエントリー商品から一般投票で冷凍食品・アイスクリームの人気№1を決めるもの。公式サイトで各メーカー制作の商品PR動画を視聴し、気に入った商品に投票する推し投票形式で行われる。冷凍食品部門とアイスクリーム部門に加え、今回は新たに「ペットフード部門」も新設された。
参加企業は冷食メーカー26社、アイスクリームメーカー15社、ペットフード5社、特別協賛1社の計47社。エントリー商品総数は188品。
今回の総投票数は、407万180票(前年比107%)。レシート応募のクローズドキャンペーンの応募数7万4403通(同137%)、PRショートドラマの累計再生回数は370万超の再生回数となり盛り上がりを見せた。
冷凍食品は、新商品、野菜・果実、麺類、軽食、米飯、おかず〈主菜〉、同〈お弁当〉、同〈おつまみ〉、名店・ご当地グルメ、ワンプレート、スイーツの11部門で上位3品を表彰した。
服部真也日本アクセス社長は、アワードの協力に謝辞を述べ、「当社は単に商品を流通させるだけでなく、商品の持つ価値や作り手の想いを伝え、潜在的な需要を掘り起こすことに注力している。どうしたら消費者が追加でもう一品、手を伸ばすか、それを常に考え、市場の拡大と新たなマーケットの創出にチャレンジしていくとした。
100周年への出発点に ―― ニチレイ・大櫛社長

ニチレイグループの大櫛顕也社長は東京・築地の同本社で行われた年末会見で昨年創立80周年を迎えたことを踏まえ「創立100周年に向けた新たな出発点として、各事業の強みを掛け合わせたグループシナジーの発揮を推進していく」と述べ、新たな年に向けて「世界の豊かな食生活と健康を支える企業として、更なる企業価値創造に全力を尽くしていきたい」とした。
発言要旨は以下の通り。
25年度より新たな長期経営目標「N-FIT2035」及び中期経営計画「Compass×Growth2027」をスタートした。グローバル規模での急速な社会の変化に伴い、当社グループを取り巻く事業環境も大きく変わってきている。日本国内では、時短ニーズの増大や労働力不足を背景とした冷凍食品の需要拡大に加え、食を支えますインフラとして低温物流に対する需要も高まると予想。長期的には、成熟化が進むと想定される国内冷凍食品市場、一方、欧州、北米、ASEANなどの一部の地域では、経済成長やライフスタイルの変容により、冷凍食品と低温物流へのニーズと期待はさらに高まっていくと予想される。
このような国内外における経営環境の変化を踏まえ、長期目標FIT2030の下、収益力の強化と費用効率の向上を目指す。
今年度、食品事業では、加工食品事業を担うニチレイフーズと水産畜産事業を担うニチレフレッシュの統合に向けた構造改革を進めている。ニチレフレッシュの素材調達力、それとニチレイフーズのおいしさの再現力という強みを掛け合わせ、調達から加工までの一気通貫体制を構築し、さまざまな加工度の商品を開発することで、多様化する顧客ニーズに応え提供価値の最大化を目指していく。
1945年に日本冷蔵株式会社として誕生し、今年12月1日に創立80周年を迎えた。製氷、冷蔵、水産を創業とする当社は、戦後の食糧難の時代から食の安定供給に貢献してきた。そして、冷やす力である冷力を基盤とし、冷凍食品や畜産、バイオサイエンス分野への事業を拡大、グローバル展開など、時代の変化に応じて挑戦を続けてきた。
創立80周年という節目を創立100周年に向けた新たな出発点として、各事業の強みを掛け合わせたグループシナジーの発揮を推進していく。そして、かつてないスピードで変化する不確実性の高い事業環境を成長の機会と捉え、世界の豊かな食生活と健康を支える企業として、更なる企業価値創造に全力を尽くす。
新社長に伊藤氏 京谷氏は相談役 ―― 三菱食品

三菱食品は25年12月19日開催の取締役会で代表取締役社長に取締役で三菱商事㈱執行役員食品流通・物流本部長の伊藤和男氏の就任を決定した。京谷裕社長は相談役に就任する。26年4月1日付。
伊藤和男(いとう・かずお)氏は、1968年4月13日生まれの57歳。東京都出身。1991年3月慶応義塾大学経済学部卒、同年4月、三菱商事㈱入社(食品トレーディング部)、2001年5月PrincesLimited(ExectiveDirector、英国)、07年同社Chairman、2018年12月OlamInternationalLimited(Non-Executove Director、シンガポール)、2019年4月食糧本部長、21年3月グローバル食品本部長、23年4月執行役員コンシューマー産業グループCEOオフィス室長、24年4月執行役員食品流通・物流本部長(現任)、24年6月三菱食品㈱取締役(現任)、10月㈱永谷園ホールディングス取締役(現任)。
2026年版『冷凍食品年鑑』発刊

冷凍食品新聞社は1月5日、業界唯一の『冷凍食品年鑑2026年版』(B5判・286頁)を発刊いたしました。“白い表紙の年鑑”として皆様にご愛顧いただき、回を重ねること創刊第55巻目となりました。
2026年版巻頭コーナーでは、冷食業界の各種指標、売上ランキング等をまとめたほか、26年の業界をコンパクトに振り返る「業界日誌」を収載しています。また「総説篇」では、ライフスタイルの変化に伴う冷凍食品の消費変化、事業構造の変化を様々な角度から分析。生産、流通、マーケットごとに詳細に解説しております。
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